芥川龍之介「袈裟と盛遠」 / ガルシア・ロルカ「カンテ・ホンドの歌」他 より
構成・演出 / 神宮寺 啓
訳 / 田尻陽一
名古屋能楽堂
フラメンコダンサー中尾貴子さんより、プロデュース公演に神宮寺演出をとラブコールがあり実現。劇団員も参加して、能楽堂で戸板を背に高下駄で怒濤の如く疾走した。能楽堂はクセックによく似合う。
90年以来のフラメンコとの融合第二弾だった。
「月と死神」公演にあたって
夏から秋へと季節が移り、皆様は如何お過ごしでいらっしゃいますか。
今年は3月『ヌマンシア』、7月『ラ・セレスティーナ』スペイン公演を敢行。劇団にとって“年に2度のスペイン公演”は初めての快挙!!これも皆様のご声援のお陰です。
さて、クセックの演出家・神宮寺啓の元に名古屋で活躍されるフラメンコダンサー中尾貴子さんから「名古屋能楽堂で、作品をご一緒にやってくださいな」という依頼が舞い込みました。スペイン公演大成功で気を良くしている神宮寺、さらに今年は名古屋で公演をしなかったという悔恨と反省もあり…。
芥川龍之介の作品『袈裟と盛遠』をベースにスペインの詩人ガルシア・ロルカの詩を組み込み構成。 中尾さんをメインに国内外の踊り手、カンテ歌手、ギタリスト、劇団クセックのメンバーが集結して新たな創造を求めてスタートします。
名古屋能楽堂で、芥川龍之介作品を、フラメンコと共に、というクセックの新たな挑戦をぜひご覧ください。
2008年10月 劇団クセックACT制作部
バイレ
伊集院 史朗 中尾 貴子 Las pipas de Girasol
カンテ
有田 圭輔
ギター
鈴木 英夫 斎藤 誠
キャスト
劇団クセックACT 榊原 忠美 可児 良友 山田 吉輝 樋口 大介 喜多 千秋 永野昌也 (スエヒロアンドスローモースローガンズ) 大崎 勇人 (フリー) Kazuya (劇団Exciting Drive) 柴田 真佑 (フリー) 火田 詮子 (フリー)
舞台監督
鈴木 寛史 (フリー)
照明
近藤 忠光 吉戸 俊祐 (KSV)
音響
田中 徹
靴
Gallardo
制作
吉見 真悟 (マネージメント・プロ)
制作協力
日本巧匠文化協会 PAP・でらしね
後援
名古屋スペイン協会 Animo(中尾貴子後援会)
主催:中尾貴子 フラメンコスタジオ・ヒラソル
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