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劇団クセックACT 2024 公演

【劇団設立45周年記念】

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ドン・フアン

~セビーリャの色事師と石の客人~

誰だ?

​一人の男だ。

名前は?

名前などない。

いったい、これは何事だ?

​何事? 男と女のことだ。

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◇ 原作

  ティルソ・デ・モリーナ

◇ 翻訳・脚色・脚本
  田尻 陽一

◇ 構成・演出・舞台美術
  神宮寺 啓

517(金) 19:00

518日(土) 15:00 ★ 完売御礼

519(日) 11:00 / 15:00

 ★ 5月18日、19日11時 終演後 ​アフタートーク

  田尻陽一vs神宮寺 啓「ドン・フアンって何者?」

・会場

愛知県芸術劇場小ホール

愛知県芸術文化センターB1​

・料金

前売/一般 3,000円 学生 2,000円​

​当日/一般 4,000円 学生 3,000円

(中高生含む)

○後援

 スペイン大使館 セルバンテス文化センター 愛知県 名古屋市

 愛知県教育委員会 名古屋市教育委員会 名古屋スペイン協会

○協力

 啓光社ホールディングス株式会社 PAPでらしね

 サポートプラス 鬼頭印刷(株)

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| キャスト

榊原忠美

吉田憲司

平井智子

加藤由以子

清水絵里子

山田吉輝

永野昌也

大西おに  

今枝千恵子

斉藤弥生

安部火隕

| スタッフ

舞台監督: 鈴木寛史

照明:花植厚美

舞台写真:大脇 崇

宣伝美術:小島製作所

音響:田中 徹

衣装:まさきよしこ

記録:ミックスプロ

制作協力:武田仁美

制作:劇団クセックACT

5/18(土)15時公演について

518日(土)15時の公演は、完売いたしました。

 

また、5月18日(土)15時の公演は“当日清算券”をお待ちで、“日時予約の無い”方は、開演10分前からの受付となります。ご了承ください。

また、チケットをご購入、事前予約をいただいた方も、開演直前にお越しの場合はご入場いただけない可能性があります。

少しでもお待ちの時間も楽しんでいただけるよう、ロビーでは過去の上演作品のパネル展示も行います。

勝手を申しますが、​お早めのご来場にご協力のほど、お願い申しあげます。

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上演意図

劇団がスペイン黄金世紀演劇で注目し続けてきたティルソ・デ・モリーナの最高傑作をついに上演する。ドン・フアンが性に溺れることはない。多くの女性を抱え込むこともしない。ドン・フアンが言葉巧みに、時には友人を裏切ってでも女を手に入れることは、裏返してみれば、当時の権力やモラルに立ち向かうことでもあった。体制に逆らったドン・フアン像を現代に問いかける。

作者と作品紹介

ティルソ・デ・モリーナ(1579年〜1648年)
スペイン黄金世紀演劇を代表する一人。1600年にはメルセド修道会に入ったが、戯曲にも手を染め、ロペ・デ・ベガ流の、しかし心理描写に長けた名作を300篇ほど遺している。戯曲として『不信心ゆえに地獄堕ち』『緑色のズボンをはいたドン・ヒル』などがある。
『セビーリャの色事師と石の客人』は、モリエールの『ドン・ジュアン』、モーツァルトの『ドン・ジョバンニ』など、ドン・フアンものの最初の作品である。スペイン国内にあっては後世アントニオ・デ・サモラ(1676~1750)やホセ・ソリーリャ(1817~93)によって書き継がれたが,モリエール,モーツァルト,バイロン,バーナード・ショーらもドン・フアンを主人公に名作を残している。まさに世界演劇史において注目すべき作品である。

あらすじ

神の審判を恐れず、道徳・権威をも顧みず、女性を征服することのみに命をかける一世の反逆児ドン・フアン。そのドン・フアンに魅せられ、誑かされるティスベア始め多くの美しい女性たち。
不敬にもドン・フアンは自ら殺してしまった死者を嘲笑して食事に招待する。この前代未聞の晩餐でついに罰を受け……!?

スペイン公演

2024年7月5日・6日 アルマグロ国際古典演劇祭より招待公演
会場はアルマグロ『市民劇場』を予定

Painting / Kain Abe

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